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秋の夜長、香りの歴史を読む②-魅了するアロマ-

 

~香りはいつの時代も人々を魅了してきました~

 

秋の夜長  アロマ

 

段々と冬の足音近づく11月、残り僅かな秋の夜にアロマの歴史を辿る読書の一夜を、、今回の麻布十番アロママッサージサロンh.touch「aroma topics」は前回に引き続き香りの今昔物語第二章、人々を魅了してきた香りについてです。男性も女性も必読のひとを惹きつけるアロマの歴史的エピソードです。

 

アロマテラピーの中でも女性に人気の、「精油の女王」と言われるローズ。その高貴な香りは身も心も女性らしさを高めてくれることから身にまとう女性も非常に多い精油です。ローズの精油はたった一滴を抽出するのに非常にたくさんの花びら(1000枚!)を必要とするため非常に高価で高貴な、まさに女王と呼ばれるにふさわしいアロマです。

 

そんなローズの香りが歴史的に登場したのは紀元前2000年頃にメソポタミアで作られたとされる石膏の小さな坂「花の香りをかぐ女神」と考えられています。古代エジプトのクレオパトラ女王はバラを愛し、また香料を使用したことで、アントニウスの心をとらえたといわれています。また古代ローマの皇帝ネロもバラ好きであったことから、ローズは女性だけでなく男性をも魅了していたことがうかがえます。ローズ精油=女性のイメージが強い精油ですが私もサロンでたまに男性のお客さまにお勧めすることも。華やかな花の香りは男性も高揚感を味わえます。

 

アロマ ローズ 女性

 

そしてもう一つ、人を惹きつけた香りの歴史的エピソードとして「ハンガリー王妃の水」があります。中世ヨーロッパの僧院医学においてハーブや精油が用いられ始めた頃のお話です。14世紀のハンガリー王妃が晩年近くなった頃、手足が痛み政治もままならなくなった王妃に僧が痛み止めとして献上したのがこのハンガリー王妃の水です。すると、王妃の状態はみるみるよくなり70歳を超えた王妃に隣国ポーランドの王子が求婚したという驚きのエピソードがあります。このことからハンガリー王妃の水は「若返りの水」とも言われるように。

 

この「若返りの水」にはあのおなじみのアロマ、ローズマリーが使用されていたそうです。h.touchでもローズマリー精油はとても出番が多く、血行促進の作用に優れている為スポーツなどで肉体疲労を強く感じるお客さまにお勧めしてます。この「若返りの水」のエピソードは血流が良くなることでホルモン分泌も活性化され心身が健康に、そして美へもつながるということを実証していると言えるでしょう。

 

アロマ 若返り

 

 

香はときに治療薬のように

また、ときに恋の媚薬のように、、

 

 

※参考文献「日本アロマ環境協会機関紙」等

 

 

麻布十番プライベートアロマサロンh.touch

星 奈緒美

 

 

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