23'05/22
ふれあいによる深い絆
医療現場での「ふれあい」
看護師が患者に触れる効果について、興味深い文献をご紹介します。これは以前にブログでご紹介した「手の治癒力」の一節です。
ガンの痛みに苦しむ患者にマッサージを施す効果について580人の看護師にアンケート調査をした結果、気持ち良さの増進や不安や痛みの緩和に次いで患者との信頼関係を深め孤独感を癒す効果が高いことが分かった。
手当は触れる者と触れられる者との心の垣根いとも簡単に取り払い、両者の絆を強めてくれる。
そのことが、患者にとって「ひとりじゃないいんだ」と病気に立ち向かう勇気を与え、それはホルモンや免疫、自律神経を通じて身体にも好影響を与え、癒し効果につながっているのだと思う。そして、それは命を長引かせることに繋がることも。
(「手の治癒力」より)
看護師と患者とのふれあいと同様、アロマトリートメントの「ふれあい」もセラピストとクライアントとの間に深い絆が生まれ、それがトリートメントの癒し効果を高めているのだと思います。そしてそれは言い換えればトリートメントの回を重ね、長く継続するほどより高い癒しの効果を得ることであり私自身、与え手受け手両方の立場からそれを実感しております。ですのでh.touchではお客さまとの信頼関係を大切にしたい思いから、完全なプライベート空間、1対1、一日2名さま限定、これらコンセプトを変えず11年やって参りました。技術やアロマによる心身疲労の回復に加えて、「ふれあい」による癒しの効果をお客さまにお届け出来ましたら幸いです。
ふれあいによる癒しの効果が医療の現場でデータとして証明されているのはアロマトリートメント業に従事するものとしてとても嬉しい思いです(*^-^*)
麻布十番プライベートアロマサロンh.touch
星 奈緒美
※参考文献 山口 創著「手の治癒力」