アロマテラピーとは
アロマ(芳香)テラピーとは香りのもととなる植物から抽出した天然の精油を使用して心身のバランスを整えようというものです。アロマテラピーの一つ、アロマトリートメントとは精油を植物油で希釈したオイルを皮膚に塗布することによって皮膚の毛細血管から精油の成分が全身に行きわたり心身の不調を改善するというものです。また精油成分が全身行きわたるルートにはもう一つ、嗅覚があり嗅覚は脳の情動を喚起する部分と密接に関わっているのです。精油のいい匂いを嗅いで心身がリラックスする、元気が出るなどのアロマテラピーの所以はここにあるのです。私たちにそんな恩恵を与えてくれる精油でメジャーなもののうち10種類をご紹介します。
- ラベンダー
- 歴史的にアロマテラピーという言葉が出来るきっかけとなった精油でその用途は精油の中で一番多岐に渡っています。リラックスしたいときやマッサージに使用されます。敏感肌の方にも。
- オレンジ
- 誰からも好まれる香りで気分を明るくさせてくれます。胃腸系の不調にもよいと言われています。皮膚に塗布する場合は少し刺激があるので注意が必要です。
- グレープフルーツ
- ダイエットといえばコレ!ってくらいむくみ、セリュライトを改善するマッサージに向いています。ただし光毒性(太陽光に反応し皮膚に炎症をおこす)がある為日中は使用を控えたほうがよいでしょう。
- ゼラニウム
- ホルモンバランスを整えます。PMSやホルモンバランスの乱れによるむくみなどに。皮脂バランスを整えるので脂性肌の方によいと言われています。
- イランイラン
- 「花の中の花」とはまさに濃厚でエキゾチックな花の香りです。鬱な気持ちを上げてくれる精油です。香りが強いので使用量に注意が必要です。
- ジュニパー
- ウッディーな香りでデットックスに欠かせない精油です。むくみなどの体液バランスを整えるほかに精神的には気持ちが混沌としているときにまだかまりを流してくれます。
- サンダルウッド
- オリエンタルな香りで深いリラクゼーションをもたらしストレスに有効です。喉や泌尿器の症状にもよいとされています。皮膚を柔らかくするのでスキンケアにも。
- ユーカリ
- 呼吸器系に働くので風邪や花粉の症状に。筋肉痛にもよいと言われています。ユーカリにはグロブルス、ラディアータ、レモンと三種あり香りも働きも少し異なります。
- ローズマリー
- ラベンダーに次いで歴史的にも有名な精油です。血行を促進して記憶力、集中力UP。肩こりや筋肉痛にもよいとされます。頭がシャキッとするので寝る前の使用は避けたほうがよいでしょう。
- フランキンセンス
- 聖書にも出てくるほど古代から使われていた香りでミイラ作りに使われていました。深い落ち着きをもたらし、シミ・しわなどスキンケアに有効なことで有名な精油です。
以上のような精油の成分を皮膚の毛細血管まで届ける働きをするのが植物油ですが植物油自体にも私たちの体に嬉しい働きをもたらしてくれます。
- マカダミアナッツオイル
- 人間の皮脂の構成脂肪酸であるパルミトレイン酸は加齢とともに減少しますがマカダミアナッツオイルにはこのパルミトレイン酸が20パーセントも含まれています。酸化も比較的遅いのでトリートメントオイルの代表格といえます。
- ホホバオイル
- 体への浸透性が優れていて油のギラギラ感がない為値段は少し高いのですがトリートメントやマッサージに適したオイルです。酸化もしずらく比較的どんな体質のかたにも大丈夫と言われています。
当サロンではこの二つの植物油を使用しているためお肌の老化防止や精油成分を確実に体内に届けることが出来ます。
ほかにもオリーブ油、スイートアーモンド油、グレープシード油など10種以上の植物油があり、それぞれ違った特性があります。
INFO
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