14'01/25
メタボ改善!オイルマッサージ
アロマテラピーのオイルマッサージは癒しの効果はもちろん、メタボや糖尿病の改善も期待できる
との研究結果が発表されています。
アロマトリートメントは香りのもととなるエッセンシャルオイルを植物油で希釈したもので
おからだやお顔をオイルマッサージし心身のリラックス、健康と美容を促進するものです。
アロマトリートメントの精油を希釈する植物油には
スィートアーモンドオイル、マカダミアナッツオイル、グレープシードオイル、セサミオイル
オリーブオイル、ホホバオイルなど種類はいくつかございますが中でも
マカダミアナッツ油を使用したオイルマッサージがメタボ改善に効果がある
と医学的に証明されたと最新記事にございましたので一部抜粋してお話いたします。
マカダミアナッツ油には「パルミトレイン酸」という不飽和脂肪酸が20%も含まれています。
パルミトレイン酸は人の皮脂の構成脂肪酸で、年齢とともに減少するものなので
マカダミアナッツ油でのトリートメントはお肌を若々しく保つ上で非常に役立つとして
h.touchでも常時ご用意している植物油のひとつです。
このパルミトレイン酸がメタボの症状をも改善するのに関与するというから驚きです。
その実験内容、結果はまず、健常な成人男女8人を対象に
マカダミアナッツ油10mlを使用したボディマッサージを20分間行ったところ
血中のパルミトレイン酸の濃度が30~40%増加し
早期の動脈硬化を見る指標の数値も施術前と比べ14%も改善したという。
一方で別の14人を対象に
マカダミアナッツ油とパルミトレイン酸の含まれないココナツ油の二つのグループに分け
オイルマッサージを受けた後と受けない状態とで
糖尿病検査で使うブドウ糖水溶液を飲んでもらい、血糖値を測定。
すると、マカダミアナッツ油の施術後の場合だけが他に比べ血糖値が有意に低下。
この実験結果が示すものは以下の通りです。
オイルマッサージすることによりマカダミアナッツ油のパルミトレイン酸が
皮膚から血中に吸収され、動脈硬化や血糖値を改善。
アロマトリートメントでは精油成分を運ぶ役割をする植物油そのものにも
こんなに私たちのからだの健康に役立つ有効成分が含まれていたのですね。
もちろん、マカダミアナッツを食べてもその効果はございますが
そのためには大量に食べなければならず、皮膚からの方が吸収がよいのです 。
そして、アロマテラピーの精油が加わるアロママッサージはさらにその効果が期待出来そうです。
お腹周りが気になる、食生活のバランスが乱れているなど
メタボまたはメタボ予備軍のみなさま
その改善にアロマオイルマッサージのケアを取り入れてみるのはいかがでしょう。
癒されながら美しく健やかなこころとからだに、、
※今回の記事は産経新聞の平成25年12月の記事より一部抜粋いたしております。